平戸路の蔵元 森酒造場ブログ

平戸路の蔵元 森酒造場 //豊年、平戸つつじ、平戸街道など販売しております。
三種の神器

今年は天候不順で米の収穫が遅れたり、明治蔵のリノベーション等々で

10月後半からのやや遅れての酒造りに入りました。

シャッターが降ろされ、工場内の見学は酒造りが終わるまでご遠慮いただいて

おりますが、明治の酒蔵ではこれまでどおりお酒の説明をさせていただき

試飲、ショッピングができますのでいつでもお立ち寄り下さいませ。

 

さて、今立ち入りが禁止されている工場には今季から新しい設備が3つも入りました。

1つ目は

搾り機です。

 

これまでの搾り機はもろみの入った袋を吊り下げて圧縮するタイプでしたが、

これは袋を寝かせて搾るタイプのものです。

 

二つ目は

プレートヒートクーラー

 

 

これは瓶詰めをする時に使うもので、タンクから出てきたお酒を熱処理

すると同時に続けて冷却できる装置です。この装置を通して瓶詰めします。

これまでは熱処理をしたお酒を瓶詰めして、氷をはった桶で冷却して

冷蔵保存するというとても手間のかかる方法でやっていました。

これで生産性がぐっと上がりますし、何より品質がいい状態で保存できます。

 

最後に3つ目

洗米機です。

 

 

これまで人力で米を洗っていましたが、機械がやってくれるので

よりきれいに洗えますし、省力化。蔵人も助かります。

 

一歩一歩ですが、五代目の酒造り、理想に向かって進んでいます。

 

例年この時期に頒布会を配布しておりましたが、

今年は年明けから頒布させていただきます。

名前も頒布会ではなく「飛鸞会」です。

その月に搾ったお酒をその月にお届けする無濾過生原酒

毎月何が届くかは秘密となっております。

市場に出回らないフレッシュなお酒を是非お楽しみ下さい。

日本酒好きにはたまりません!!

 

 

 

 

| 日記 | 16:43 | comments(0) | trackbacks(0)
明治の酒蔵、半世紀ぶりにリニューアル

当社には明治創業当時の建物が一つだけありますが、

熊本の地震などの影響で土壁に亀裂が入り、いつ崩れてくるかと

ヒヤヒヤの状態でした。

この夏、耐震工事に入り、やっと今週中には完成予定。

照明も少しよくなりました。

補修したことで入れるようになったスペースは今後

地元の方の絵画の展示などに使っていただいたり

ライブをやったり、酒蔵が身近な交流拠点になるといいな、

と思っています。

来週末のおくんち、秋めぐりには是非遊びに来てくださいね。

長崎新聞が昨日記事にしてくれました。

 

 

| 日記 | 17:13 | comments(0) | trackbacks(0)
平戸の世界遺産を後世に残していくために

大航海時代、西の都「フィランド」と呼ばれていた平戸。

当時、世界地図の中で「フィランド」は大切な港でした。

その交易の中で海外の宣教師が日本にキリスト教を布教し、

秀吉が禁教しました。明治時代に禁教が解かれるまでの270年間

キリシタンたちは潜伏して、キリスト教を守り続けました。

その当時のままの「春日の棚田」が世界遺産となりました。

耕作放棄地や後継者に悩む農家が多いこのご時世にこの棚田を

どうやって後世に残していくか、酒屋なりに考えてみました。

 

世界遺産の棚田米で造る純米原酒「フィランド夢名酒」の

クラウドファンディングを本日より開始いたしました。

より多くの方に知っていただくために、ずっと愛され続けていくために

お酒を通して平戸を発信していきたいと思います。

ご共感いただけましたら幸いでございます。

 

マクアケ クラウドファンディング

 

 

| 日記 | 15:39 | comments(0) | trackbacks(0)
年度末、そして明日は「日本酒の日」

台風24号は暴風域から幸いにも外れていますが、

ものすごい風が吹いている平戸です。

行楽シーズンで酒蔵見学もたくさんお受けしていましたが

キャンセルとなり、静かな日曜日を過ごしています。

 

酒造業界は9月が年度末。

来月10月は明治蔵の耐震工事が終了し、新しい設備が入り、

そして、30年度の酒造りに入る多忙な一ヶ月になりそうです。

 

数日前にTV取材を受けていた番組が一昨日放送されました。

(NBCとことんハッピー)

耐震工事中にも取材を受ける果敢な当社ですが、案の定

蔵の前のブルーシートなども映り込み(笑)あらら、な所も。

それでもやはりプロ。上手に撮ってありました。

世界遺産登録の春日の棚田米で作られた「フィランド夢名酒」

がとてもきれいにアップされていまして有り難いことでした。

 

このTVの内容は今、とにかく平戸がおもしろい!というテーマ。

こなきゃ損損です。

今が旬の平戸の海の幸「あご」の豊鮨さんのにぎり(期間限定)の紹介や

10月末までやっているナイトショー「平戸、海のものがたり」の紹介など。

「平戸、海のものがたり」はこの週末台風のため中止となり本当に残念です。

 

明日は「日本酒の日」で当社の(工事中ですが・・)蔵でも「乾杯!」

やります。まだまだお席空いていますので、日本酒お好きな方は

ぜひ、お出かけください。

(会費1,000円)

 

 

 

| 日記 | 15:33 | comments(0) | trackbacks(0)
冷やおろしの季節

雨が降らなくて大変!と大汗かいていたあの夏は

どこへ行ったのでしょう。

あご風がビュービュー吹いたかと思えば、秋雨前線

停滞で長雨が続く平戸です。湿度が高くお肌ベタベタ、

髪の毛チルチル爆発状態!!!

さあーそんなお天気でもこれさえあれば気持ちも爽快!

それはそれは・・・・・・・・・・・冷やおろしです。

今年は「飛鸞純米65」を一夏熟成させたものを生詰

いたしました。

ラベルは長崎の居酒屋さんのデザイン。

稲穂が黄金色に実り、トンボが飛んでいる様子が

自然豊かな山里を彷彿とさせとっても気に入りました。

 

日本酒度5度の辛口です。

きりっとすっきり、キーンと冷やして一杯いかがです?

 

 

 

 

 

 

| 日記 | 17:06 | comments(0) | trackbacks(0)
平戸城再築城300年

平戸藩は1225年頃御館山城、1352年に白虎山城、そして1599年に

今ある亀岡に近世城郭を築城しました。

1613年にこのお城は焼失してしまいますが、これは単なる火事ではなく、

時の城主が焼き払わせたのではないかと伝えられえいます。

それは1600年の関ヶ原の戦いに平戸藩が参戦しなかったことで徳川家から敵視

されることを恐れたからです。自分の家を焼き払うなんて想像もつきませんが

戦国時代を生き延びるにはこんなこともやらなきゃならないほど食うか食われるか

の世の中だったのですね。

そして、1620年に建てられた今の松浦史料博物館(御館)がお城の役目を果たして行くわけ

ですが、念願かない、1718年に亀岡に再築城しました。それから300年の時を経て

今があります。現在のお城は昭和37年に復元されたものだそうです。

周年事業は9月1日から始まります。

お城が光で包まれ、なんどシルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマンスが期間中の週末見ることが

できます。最高!

詳細はこちらでチェック↓

平戸、海のものがたり

 

そして9月1日はオープニングセレモニーと松浦史料博物館、平戸オランダ商館

で期間中開催される企画展の内覧会があります。

日時:9月1日(土)9:30

場所:松浦史料博物館

とても楽しみ!

 

| 日記 | 15:47 | comments(0) | trackbacks(0)
世界遺産クルーズ

本日長崎新聞に掲載された記事です。

 

5日日曜日に平戸市主催のクルーズに参加してきました。

世界遺産の価値を知り、観光客にわかりやすくお伝えしたいと、

商工会議所女性会の中で勉強会を開催したいと思っていた所に

タイムリーに平戸市が開催してくれました。これに乗っからない手はない!

灼熱地獄の中、出掛けた船旅は最高でした!

これが世界遺産の一つ、聖地「中江ノ島」です。

禁教時代二度に渡りキリシタンが処刑された場所です。子供は紐でくくられ海に投げ捨てられたと。

柱状節理でなるこの島には隠れキリシタンが行事を行う際にお水取りと言って聖水を取りに行くときのみ上陸が許されています。

この岩場のどこに水があるのでしょう。しかし、隠れキリシタンが行くとちゃんと岩場から水が出るという奇跡がおこるのです。

上陸する時は小舟に乗り換えてしか上陸できません。

 

生月大橋をくぐって春日港へ入ります。

春日港から歩いて登ると「かたりな」という古民家を改装してできた案内所兼お休み処があります。

そこでお弁当タイム。

「かたりな」では地元の方が解説をしてくださり、90歳を超えた元気なおばあちゃん達がおもてなしもしてくれる

とっても有り難い場所。

おばあちゃん達が作った美味しいお漬物や煮物などもご馳走になり、無償の愛を感じ、感激してしまいました。

安満岳から湧き出たお水で煎れてくれたお茶もおいしかったです。

ここから、世界遺産「春日の棚田」までは約一キロ徒歩で向かいます。

その途中で撮られた写真が一番上の新聞記事です。

結構アップダウンがあり、木陰を探しながらのウォーキング。

こんもりとした小山を登ると棚田が広がります。左の写真は棚田が海まで広がっている様子。

真ん中の祠の下に広い平らな敷地があり、そこに、隠れキリシタンが埋葬されていた遺構がみつかりました。

これはどこにでもある棚田の風景だけど、何が世界遺産なのか、っていうことですが、

今回の世界遺産は禁教時代、棄教せずに潜伏してキリスト教信仰を行ってきた潜伏キリシタンに関連するものが遺産の対象と

なっています。この棚田は禁教時代と全く同じ状態で今も受け継がれていることに意義があるのです。逆に生月にはまだ

隠れキリシタンと呼ばれる方々存在しますが、開発されて禁教時代を留めるものがなかったので生月は遺産の対象外でした。

400年以上も前から変わらずそのままある棚田はひと目に触れない奥地にあり、しかも海が見られるキリシタンには絶好の場所でした。

当社のフィランド夢名酒の原料となる棚田は元気に稲が実っておりました。

神社に行ってもお賽銭あげて拝んだりしないのにこの祠にはお賽銭をあげて拝んできました(笑)

帰りの船は外海を通りましたので随分揺れました。陸から海を眺める観光スポットを逆に海から眺めるというのも素晴らしかった。

左から生月島の柱状節理、真ん中は生月大バエ灯台(展望台が付いている灯台は珍しいらしい)そして平戸大橋。

 

平戸大橋をバックに商工会議所女性会の仲間とパチリ!平戸城を背にオランダ商館前のオランダ埠頭に到着。

自宅から5分で船に乗り、まるで地中海クルーズのようなことをやり、1時間で世界遺産に辿り着く。

なんて平戸は素晴らしいんだ!

| 日記 | 14:45 | comments(0) | trackbacks(0)
平戸市 ふるさと納税返礼品 特設サイト 要チェック!!!

本日長崎新聞に掲載されました記事です。

9月14日までの期限付きで、世界遺産登録された春日の棚田米とその棚田米で造った当社の「フィランド夢名酒」のセット、

お酒だけのセットの二通りが特設サイトに載ります。

高齢化が進む農家さん、せっかく世界遺産として認められても棚田が存続されなっくなったらどうなるのか?

酒屋にできることは、そのお米を使ってお酒を造り、たくさん売って農業離れを食い止めることくらいしかできることはありません。

酒造好適米ではなく飯米を使っての酒造りは大変手のいることではありますが、誇りを持って製造していきたいと思っています。

どうぞ後世まで美しい棚田が存続しますように皆様のご支援よろしくお願いいたします。

 

| 日記 | 14:46 | comments(0) | trackbacks(0)
大発見!

これは嘉永元年(1848年)の平戸城下の図です。

当社がいまある所に「小松屋酒造」の名が。

これ以前の寛政4年(1792年)の図には同じ所に「富沢酒造」の名が。

小松屋酒造は富沢酒造を買収したのか?

「小松屋」という屋号は最近まで使われていた森酒造場の屋号です。

私が嫁いだ30年前にはまだ「小松屋」さんと地元の人に呼ばれたりしました。

昭和30年代に会社登記した時から屋号では呼ばなくなったのではないかと推測しています。

何が大発見かというと、当社の創業は明治28年。だけど、この地図によるとすでに

嘉永には当家の家系図の三代目の名前で酒造業を初めていたことになります。

たぶん、年齢から推し量ると天保時代には創業していたのでは。

どうして、ここが創業の起点にならなかったのか。

過去帳をめくってみると、

「明治28年に五社の株主が解散、そして、翌29年に新たに独立して再興した。」

と書かれています。明治時代になって一社で造るのではなく、

合資でやっていたのだろうと思われます。

元々は質屋で、分家して酒造業を始めたと聞いていたので、

明治29年の独立の年からはっきりと本家分家の枝分かれができたのでしょう。

もう一つここではっきりしたことは、

創業明治28年と言っていましたが、29年が正しいようで、

4代目勝手にサバ読んでいた模様。

この古地図を見て「創業を江戸まで遡って言おうよ!」と4代目意気込んでおりますが、

ダメダメはっきりした年代がわからないのにそんなこと言えません!

それより、サバ読んでいる一年を訂正して逆に創業年数は若返りますときつく申し上げました。

当時どんな酒造りをしていたのか、タイムマシンで見てみたいもんです。

| 日記 | 17:32 | comments(0) | trackbacks(0)
奈良漬販売開始しました!

今年は瓜が早く手に入ったので出来上がりも早く、例年より

早い販売となりました。しかし、最初に瓜が入ってから

思うように収穫できず、数量は前年並みとはいきませんでした。

作物は天候に左右されるので大変ですよね。

今年は初めて時間が経つと粕が褐変する酵素を使って酒を仕込みましたので、酒粕も少し色黒。

「色白は七難隠す」と言うとおりやっぱり、白い粕がいいわぁ。

でも、造り人の「旨い酒を造る」ための方法ですから、仕方ありません。

お味はいいですよ。今年みたいに半端ない暑い日のごはんのお供に。

ぜひ、ご賞味ください。

写真は樽に詰めた奈良漬の最後の作業、紐掛けの様子です。

職人技!でもないか?

 

| 日記 | 10:52 | comments(0) | trackbacks(0)
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